「ステージ」解説


月曜から金曜までは、どこにでもいるしがないサラリーマン。パソコンの画面と紙を睨み付けて、細々と生計を立てているだけ。俺が倒れたって、小さな役割が誰かに引き継がれるだけ。でも、こんな俺でも、週末になればスポットを全身にあびてステージに立つ。この時だけは、間違いなく俺は生きている。決して誰にだって俺の代わりは務まらない。ステージに立つことは俺の誇りだ。そして、いつもいつも応援してくれる仲間達。彼らのおかげで、俺はステージに立つことができる。俺には仲間がいる。何にも代え難い仲間がいる。彼らへの感謝を胸に、俺は倒れるまでステージに立ち続けたい。